上海で心を折られたまま、飛行機はインディラ・ガンディー国際空港に到着。博多駅を降りると豚骨の匂いがぷんぷんしますが、さすがにインドとは言えど、空港ではカレーの匂いはしませんでした。笑

前回編
上海での出来事はこちら。
インド・デリー
ニューデリー駅
空港からバスでニューデリー駅から少し離れたバス停で降り、そこからニューデリー駅の近くの一泊1000円の宿に泊まることにしました。
インドはバックパッカーをやっていると、一度は挑戦したいと思う国なのですが、この後行く他の都市ではたくさん見かけた日本人が、デリーでは見かけませんでした。
ちなみに旅行期間は2週間ですが、デリーにはほとんど滞在しないで、次の日には電車でアーグラのタージマハルを見に行こうと思っておりました。
1人目のインド人
そのため、まずはニューデリー駅に電車のチケットを買いに行こうと思い、駅前の大通りを歩いているとインド人が英語で話しかけてきました。

『どこいくの?駅に行くのかい?ならこっちだよ。ついておいで。』
上海での教訓もあり、これはきっと何かの勧誘だと思い、丁寧にお断りをしました。
2人目のインド人
ちょっと歩くとまた別の人が話しかけてきました。
『よう。どこいくの?駅?駅はあっちだよ。』
この人はついてこいとは言わないので、親切に教えてくれたんだと思い、お礼を言ってそっちに向かいました。
インドは都会の街に牛が歩いてたり、クソ暑い中寝ているのか倒れているのかわからないような見た目の人が道端に横たわっていたりと、混沌とした場所でした。
そんななか言われた道を歩いていると、段々と人が少なくなってきたなと感じておりました。
これはまさか道が間違っているのか?盗難の可能性もあり、あまり出したくはないが仕方なくiPhoneで地図を調べると、なんと反対側に向かっていました。
さっきのインド人はなぜこっちだと言ったんだ。。
ついにニューデリー駅へ
気を取り直してまた駅と思われる方向に向かっていくと、それっぽい大きな建物が見えてきた。
ついについたぞ。あれこそが駅なはず。
中に入るととても広い。これは間違いない。絶対巨大な中核のデリー駅だ。

3人目のインド人
しかし広すぎてチケット売り場がどこかわからない。
フラフラしていると、また別のインド人に話しかけられました。
『駅のチケット売り場知ってるからついてきな!』
おお、ありがとう。
『ここでチケット買いな!じゃ!』
今度こそ本当にただの親切な人だったか。ありがとう、おじさん。
まさかのバスチケット売り場
すみません、アーグラまでのチケットが欲しいんですけど。
『ここはバスのチケット売り場だからそんなもん売ってないよ。電車はあっち側にあるからそっちいきな。』
。。。
インド人は嘘つきでお節介
私は知りませんでした。
もちろん、騙そうとする人もたくさんいるのかもしれないけれど、そうではなく親切なのか、お節介なのか、自分の知らないことも教えようとしてくるのがインド人だったのです。
つまり普通の人も普通に何の意味もない嘘をつきます。嘘と言っていいのかもわかりませんが。
お陰で電車のチケットを買うのに3時間くらいかかりました。。
何はともあれ無事に移動手段を手に入れた私。
ふう。
本場のインドカレーはめっちゃ辛い
初日にしてとても疲れたが、無事にチケットを手に入れたのでよかったよかった。もう夕方だしそろそろ腹ごしらえでもしますか。
インドの街にはカレー屋さんがたくさんあります。

ただインドのカレーは日本のインドカレーとは全く違います。辛すぎるし、スパイスの香りが強すぎて、辛いのが苦手な私にはちときついです。
正直インドで一番辛かったのはこのカレーです。どんなお店に行ってもかならず味付けはカレースパイス。何を食べてもカレー味。インド旅行における食事に関してはいかにカレーの味がしないものを探すかというのが重要でした。
チャイは最高
カレー以外で本当に美味しかったのはチャイです。インドの街中にはそこらじゅうにチャイのお店もたくさんあります。
このチャイが最高にうまい。どこで飲んでも一杯30円くらいで小さな紙カップ一杯分と量もちょうど良く、その場で茶葉を入れてくれるので、香りもいいし最高なのです。

私はこの時からチャイが大好きになったのですが、日本に帰ってきて一番この味に近いと思ったのが、スタバのチャイティーラテです。スタバの再現性は本当に素晴らしい。ありがとう。
インド編は続きます。
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